怖い思いをしたときは。

こんにちは 美雪です

 

昨夜は、次男坊が夜中に何度もうなされていました


何か抵抗するように
えいっと手をふりあげたりして
それもびっくりするような声をあげて

 

だいじょうぶ、だいじょうぶ
お母さんがいるからね

 

なだめては、抱っこして
額にちゅっちゅっして
背中・頭・胸・腕・頬・・・
感じるかぎりのばしょにふれて

抱きしめながら、とろとろして


気がついたら空が明るくなりはじめていました

 

 

まぶしい陽の光を感じながら
次男坊が熟睡していて、夫もそばにいてくれるのを確認して


そっと布団から起きだし
朝陽を浴びながら、歩いてこようと思ったのだけれど、


なんだか、胸のあたりがちりちりとしています

 

 


ああ、わたしもこわかったんだなあ・・・と
自分の胸をなでなでして
さあ、どうしてあげたら、きもちが落ちつくかしら・・・と考えました

 


そして、
海まで運転して、
富士山を見て、
あたたかいものを飲んで

これから読もうとする本を小脇にかかえ

f:id:miyuki369:20180818094955j:plain

f:id:miyuki369:20180818095014j:plain

 

 

 

やっとほっとして
こちらを書いています

 

 

昨日は、一度も出かけたことのない大型スーパーに買い出しに行ったのです


そこは、自宅から車で30分ほど先にある、大きな駅のそばあるスーパー。

 

もうすぐ川に出かけるので、
BBQの食材などもいろいろ揃えたかったのです

 

 

心配だったのは、大きな駅の近くの駐車場にスムーズに入ること

 

入り口もよくわからなかったのですが、前の車がウインカーを出して
同じ場所に入るところを見てホッとして、ついていきました

 

ビルの中に入る駐車場で、中が暗くて見えなかったのですが、
前の車がちょうどぴったりビルの入り口でストップ。

 

わたしは、歩道に乗り上げてしまいました。

 

バックしようにも、後ろの車道には、車がたくさん走っているのです

 

どうしよう、どうしよう

前にも後ろにも、動けなくなってしまった


早く前の車が動いて中にはいれますように
祈るようなきもちでいました

 

歩道にも、たくさんの歩行者や自転車の方がいて、

みなさん、明らかに怒っている様子でこちらを見て、車の前を通過されています

 

ごめんなさい。
と何度も頭を下げている中、

 

最後におじいさんが、
わざわざ自転車を降りて、車にぶつけないようにと気をつけて通過してくださって、

申し訳なさでいたたまれず、ごめんなさいと頭を下げると

 


おじいさんが
次男坊が座っている側まで通りすぎると、
助手席の窓をドンドンドンドンドン!

 


割れてしまうのではないかと思うほど
強く叩いて、何かとっても怒った口調で叫んで
ぎゅっと睨んで
歩いていかれました

 


次男坊が、怯えた顔で私を見つめています

 

ああ、ごめん、ごめんね

 

すぐに次男坊にふれてあげればよかったのだけれど

車がまた動き出して運転しなくちゃいけなくて触れずにいました

 

 

長男坊が、
あんな叩き方するなんてひどい!
お母さんは、どうしようもなくってそれで何度も謝っていたじゃないか!
叩くなんてひどすぎる!って
すごく憤慨していて

 

 

怯えた表情だった次男坊も、それを聞いて、
そうだそうだと長男の憤慨の真似っこをしている感じだったのです

それでだいじょうぶかなと思ったのですが

 


夜中のうなされ方を見ると、
昼間の恐怖が如実にあらわれているような気がします・・・

 


私の運転まちがいだったのだから
迷惑をかけちゃって、ほんとうに申し訳ないのです

 


それでもその強く叩いた窓の音と、おじいちゃんと言えども男性が
すごく怖く怒っている感じが

大人のわたしでもこわかった

 

これを書きながらも思い出しながらバクバクしてしまうぐらい

 

どうしても文句を言いたいほど怒るならば、
運転手側の窓から言ってほしかったとか

子どもの方に言わないでとか


原因作っちゃった自分のことを棚にあげて思ったり・・・

 


次男坊には(長男坊にとっても)
ほんとうに怖かったのだろうなあって

もう、申し訳ない思いでいっぱいになりました

 


あのスーパーには、もう行かれないや・・・

こわかった・・・

 


子どもってちゃんと身体に出したり、
サインがあらわるのですね

きっと大人もですね

 

人間ってすごいです

 

 

とくに、次男坊は、皮膚感覚というのかな、
周りの環境にとても敏感で

 

たとえば、すごく元気な曲がかかっているお店に入ると
曲と同化したかのように、身体中がぴょんぴょん跳ねていたりすることがあります

 

 

それから、
2歳のときに保育園で
給食の食材を卸してくれる八百屋さんが
裏口で滑って
頭から出血して倒れているのを見たあとは

 

 

数日後に、保育園で口がぱかんと開いたまま、
動かなくなってしまうということがありました

 

 

後ほど、詳しい方に聞いたのですが、
恐怖って、あご関節にたまるらしいのです

 

ちゃんと身体にでてくれるって
人間ってすごいです

 


ああもうほんとうに

よーくきをつけて

迷惑をかけないように運転しなくっちゃ

 

こわかった・・・

 

 

今日は、怖かった話でごめんなさい

 

みなさんもぜひ、怖かったことがあったときは、


身体で痛みを感じたり、ちくちくするところ
じわっと手をあてたり、
優しくふれたり、
香りをかいだり
だいじょうぶだよって声をかけたり、

 

まわりの人だけでなく、自分自身にも、やさしくしてあげてくださいね

 

 

ああ
わたしも、もうすこし
胸の痛みをケアしておこうとおもいます

 


今日もあなたの一日が幸せでありますように

 

 

いつもあなたと共に歩んでいます

美雪

 

 

早朝の江ノ島で、たくさんの命と共に。

こんにちは 美雪です

 

今日の神奈川は、気温がグッとさがり、風が吹き抜けて
とても心地よいです

 

立秋を迎え、お盆をすぎると
やはり秋を感じますね

 

昨夕は、海岸線沿いを車で走ったのですが、
逗子海岸の、たくさんの海の家の間に

黒い夏の袈裟を纏う僧侶たちの姿が見えました。

 


一瞬、びっくりしたのですが、
送り盆の送り火を焚いておられたのでしょうね

とてもありがたいことです

 

 

 

 

今日は、夫を駅まで送りに行った帰りに、
江ノ島へ。

f:id:miyuki369:20180817112855j:plain

 

昨日までのお盆の空気と変わったような気がします。

 


幸いにも、涼しい風が吹く中、
ときあり、ほんの少しだけぱらっと雨粒を心地良く感じながら
江ノ島をのぼってまいりました

 

 

幼い頃から、母に連れられておまいりしていた、江島神社

 

まさか、大人になってこんなに近くに住むことになるとは
何が起こるか、本当にわからないですね

 

 

私はときどき、ふっと神社に行きたくなるのですが、


江島神社に行きたくなるときは、
何か動きだすときが多いのです

 


ふつふつと、わくわくする力を内側に感じながら
ずっとやりたかったことを
これから歩みはじめる宣言をしました

 


日本三大弁財天を奉る江島神社
田寸津比賣命を祀る「辺津宮」、
市寸島比賣命を祀る「中津宮」、
多紀理比賣命を祀る「奥津宮」の 三社と
龍神神社にこれまでの感謝と宣言を。

 


すべておまいりを終えて、
ふと、ふりかえると
無数のとんぼに囲まれていました

 

f:id:miyuki369:20180817113649p:plain


宣言には、「いのち」について、たくさん込めていたので
びっくりして、そして、背中を押してもらえたような気がして
とてもうれしかった

 

 


とんぼに見惚れて、ふと下を見ると足元には、
往路で出会った猫さんが。

f:id:miyuki369:20180817113600p:plain


むっすりしているのに、こちらを見てくれて
なんともかわいい猫さん

 


下山中も、蝉の鳴き声と無数のとんぼに包まれて

 

ああ、命がいっぱい

 

見えているようで、見えていない

 

ひとりのようで、ちっとも一人じゃない

 

こんなに与えられて

 

こんなにたくさんの命とともに在れて

 

本当にありがたい

 

ありがたいです

 


このときを一緒に生きることができる

感謝でいっぱいです

 

 

今日もあなたの一日が幸せでありますように

 

わたしは あなたと共にいます

 

美雪

角野栄子さんが大好きなのです

こんにちは 美雪です

 

児童文学作家の、角野栄子さんが大好きなんです

 

 

徹子の部屋」に出演された、角野栄子さんを見て
なんどもなんども、わあ!かわいい!わあ!すてき!

 

胸がどきどきして、ほおっとため息をついて
本当に幸せなひとときを過ごしました

 

なんと、あんなに美しいのに、80歳代なのです
ああ、すてき


かわいい!!
なんて、角野栄子さんに言っちゃいけないなあと思うけれど

 

もう、本当にかわいらしくて美しくってすてきな方

 

大好きすぎて
見ていて本当に幸せになってしまいます

 

 

 

 

幼いころに読んでいた
「おばけのアッチ」シリーズ

 

 

おばけのアッチとくものパンやさん (ポプラ社の新・小さな童話)
 

 

それから、宮崎駿さん監督の
魔女の宅急便」の原作者で有名な方ですね

 

 

魔女の宅急便 (福音館文庫 物語)

魔女の宅急便 (福音館文庫 物語)

 

 

 

 

 

たくさんの作品をうみだされていて、
なんと250冊近く?
すごい!


そして今年は、
「国際アンデルセン賞」を受賞されました


この賞は、児童文学の世界で、ノーベル平和賞に匹敵する賞とのこと、
日本人で3人目の受賞だそうです。

 

おめでとうございます。8月30日に、ギリシャで受賞式があって
角野栄子さんはもうすぐ出発されるそうです

 

わあ、すてきだな
受賞式の様子、見られるかしら
見られるといいな

 

どんな気持ちでいらっしゃるのかな
どんな眼鏡をかけて、どんなお洋服を着られるのかな

今から、わくわくしています

 

 


数年前に、角野栄子さんが鎌倉市に住んでいらっしゃることを知って、

 

そして、「ゴロウデラックス」という番組にゲストで出演されたものを観て

 

それからというもの、角野栄子さんの一挙手一投足に、胸がどきどき。

 


お話の仕方も、言葉の選び方も、立ち居振る舞いも、すてき。
そして、とってもおしゃれ。

 

作品は、作者の命そのもの。

 

角野栄子さんの暮らしぶりや、経歴、すてきなお姿をみて
作品も愛おしくてなりません。

 


先日の鎌倉の平和の催しにも、
本当にお忙しい中、かけつけてくださって、


角野さんの声で読んでくださった「悪口しまいます」

すごくすてきでした

 

最近、たくさんテレビにも出演されて、うれしいのです

 

そうそう、「朝イチ」という番組にも、出演されて
たまたま、駐車場待ちで、車でナビからテレビに切り替えたら
角野栄子さんが出演されていて、

 

もうとびあがるほど、うれしかった

 

 

 

今、わたしが読んでいる本は、
角野栄子さんと子どもの本の話をしよう」

 

これは、角野栄子さんが、
高楼方子さん、富安陽子さん
荒井良二さん、金原瑞人さん
ひこ・田中さん、令丈ヒロ子さん
・あべ弘士さん、穂村弘さん

と、3人での鼎談の様子を書き起こしされたもの

 

みなさん、すてきな作家さんで、
角野栄子さんのお話も、
語られている声が聞こえてくるようで
とってもすてきな本なのです

 

 

気に入って、なんども読んでいます。

 

中でも大好きなのは、
高楼方子さんと、富安陽子さんの鼎談です。

 

みんな大好きな作家さん。

 

とくに、富安陽子さんは、
とってもふしぎなご縁で、旅先で著書と出合ったので
思い入れのある方。

 

 

ああ、だいすきがとまらない・・・

 


それから、今日は、図書館で角野栄子さんの
「ラストラン」という本を借りました

 

ラスト ラン (角川文庫)

ラスト ラン (角川文庫)

 

 

 

角野さんの自伝的小説なんですって。

ああ、うれしい

だいすきがとまりません

 


うれしいな

こんなにだいすきな人や本やものことに囲まれて

うれしいです

 

トンネルの森 1945
 

 


あなたのだいすきはなんですか?

 

 

 

今日もあなたの1日が幸せでありますように

 

美雪

 

本当のきもちを大切に

こんにちは 美雪です

 

昨日は終戦記念日

みなさんはどのように過ごされましたか?

 

山口県で行方不明になった2歳の坊やが無事に見つかったとのこと

 

坊や、よかったね、こわかったね、本当によかった
ご家族のみなさんもどんなにほっとしたことでしょうね

 

わたしも安堵とともに、なんだかふしぎなきもちになりました

 

見つけてくださったのは、なんと大分県から捜索ボランティアのために山口までこられた78歳の男性。

 

子どもは、絶対に上に登っているはず。という信念のもとに
搜索をはじめて20分で、坊やを見つける。

 

こんなことってあるんですね

坊やおじいちゃんは、まるで神かくしにあったよう。

とおっしゃっていたけれど、

 

お盆のこの時期に、ご先祖さまたちがみんなで坊やを守ってくださったのかな


このボランティアの78歳の男性が経験と直感のままに見つけてくださったなんて、
神さまみたいだなあと、


インタビューを受けて、はきはきと受け応えされる姿を見て、
尊敬と感謝のきもちでいっぱいになりました

 

 

また、7月に起きた集中豪雨により被災されているみなさんもいらっしゃることを想います

この暑さの中、どんな思いでいらっしゃるのかと思うと胸がいたみます

元のおだやかな暮らしにもどれるように、わたしもできることをしていきたいと思います

 


 

昨日の終戦記念日

 

実は、こんな催しものがあって、申込みをしていました

ameblo.jp

 

出演は、

あーすじぷしーのお二人、

山川紘矢、山川亜希子ご夫妻、

世界の海のお掃除をしてくださっている、マサさん



随分前に、姉があーすじぷしーのお二人について話していて
姉と参加したら、姉は喜ぶかしら。
先月姉の誕生日のお祝いがまだできていなかったから、
このチケットをプレゼントさせてもらおうと。

2枚チケットを申し込みしました。

ところが、肝心の姉が行かれなくて。

あらまあ。

では、せっかくご近所でひらかれるのだから、
夫と子どもたちを誘って、
追加の申し込みをして楽しみにしていました

 

そして、この日は、大好きな児童文学作家の角野栄子さんが、

徹子の部屋という番組に出演されるとのことで、
こちらも、もう楽しみにスタンバイしていました

 

我が家にはテレビがないので、どうしても観たいときは
車のナビをテレビに切り替えて観るのです。

 

会場近くの商業施設に車を停めて、
角野栄子さんにわあ、素敵!と大喜びで見終えたら、


朝から少し痛んでいた頭が、急にぐわんぐわんと痛みが増して、
首の後ろも痛くて痛くて、おまけに吐き気と、手の痺れも感じて

わあ、これは大変と

 

長男に首や頭を揉んでもらいながら
あわてて自宅まで運転してもどり、休んでいました


アルケミストトーク」の催しものは、
18:00からなので、それまでによくなっていたら参加しようと思ったのですが
全く、動けなくて。


これは、欠席しようときめました。


でもなんだか、不思議なのですが
あまりがっかりしていなくて、
明け方見た龍の夢も印象的で



もしかしたら、これは出かけないでおうちにいなさいということなんだな
というのも感じていました

 


行かない選択をして、フェイスブックでチケットをお譲りします、
とお知らせを書いたら
すーっと落ち着いてきて
ちゃんと開始時間には、体がよくなって食事もとれたのです



おもしろいです

もしかしたら、姉のために・・・(でも姉は行けない)

自分がどうしても行きたいというきもちで動いていなかったからかもしれませんね


委ねた先に見えてくるもの

今、この瞬間を丁寧に感じながら
あれま・・・という動きも受け止めながら
生きていたいです


今日は、蝉の鳴き声より、小鳥たちの声の方が大きいです


風も吹いていて心地よいですね


身体もすっきりした感じがあります


昨日行かれなかった大船観音さまにお参りに行かれるかな。




今日もあなたの一日が幸せでありますように


美雪

鎌倉在住の絵本作家さんが集う「平和っていいね」に感動・続

こんにちは 美雪です

 

終戦記念日の今日も、蝉の鳴き声に包まれています

 

映像で流れる、終戦をむかえた日本の人々の姿を想います

『耐え難きを耐え、しのびがたきをしのび・・・』

 

天皇陛下のお言葉を、私たちのご先祖さまがどんな想いで聞いていたのか

 

 

平和である今日という日に、命を繋ぎ、生かされている私たちの在り方に
お腹のあたりにぐっと力が漲ります。

 

 

今日は、大船観音さまの原爆の火が灯されている場所で、
こどもたちとお祈りしてこようと思っています。

 

 

 

 

昨日は、かまくら平和寿まつり「平和っていいね」に出演された鎌倉在住の作家さんたちの様子を書きました。

ちなみに、NHKニュースでもとりあげてくださっています。リンクを貼ってみますね。うまく観られるよいのですが。

www3.nhk.or.jp


つづきます。

 

・石川えりこさんの「ボタ山であそんだころ」という絵本の朗読。

 

ボタ山であそんだころ (日本傑作絵本シリーズ)

ボタ山であそんだころ (日本傑作絵本シリーズ)

 

 


思わずほろほろと涙があふれました。


石川さんご自身の体験をもとにされた、筑豊炭田を舞台にした作品。
講談社出版文化賞絵本賞を受賞されました。

 

炭鉱夫の父をもつけいこちゃんと過ごした日々。
家で休んでいる父をきづかいながら、あそんだこと。
母に危ないから遊んではいけないと言われていた真っ黒な川でけいこちゃんと石をとびこえたこと


そして、炭鉱事故。
今、目の前で一緒に体験しているかのような気持ちになり、ドキドキしました。


最後のお手紙に、胸が痛んだり、ほっとしたり、けいこちゃんに想いを馳せて涙がほろほろこぼれました。
この絵本を書かれた石川えりこさんの朗読もとても心地よかったです。

 

 


・あんどうとしひこさん「あかくん でんしゃと はしる」

 

あかくん でんしゃと はしる (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)

あかくん でんしゃと はしる (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)

 

 


麦わら帽子にすてきな眼鏡、赤いパンツで登場されたあんどうとしひこさん


朗らかな気持ちになり、江ノ電を描く絵本にこどもたちも釘付けになりました。


江ノ電を描いていらっしゃるのに、乗ったのは1回だけなんですよ。
500系江ノ電は珍しいんです。見つけたら、500系!って叫んでくださいってっておられました。

 

みんないっしょに笑顔になりました。
さけびますね。500系って!

 

 


・和歌山静子さん「くつがいく」

 

くつがいく (日・中・韓 平和絵本)

くつがいく (日・中・韓 平和絵本)

 

 


逗子在住の和歌山静子さんは、こちらの本の朗読ではなく、
戦時中にお父様から届いた手紙を紹介してくださいました。


そのお父様に癌宣告があり、お花が好きなお父様のためにと、
広いお庭のある逗子のおうちに引っ越しされて
そのあと10年も生きてくれたとおっしゃった。
胸がいっぱいになりました。

 

 


飯野和好さん「ねぎぼうずのあさたろう

 

ねぎぼうずのあさたろう その1 (日本傑作絵本シリーズ)

ねぎぼうずのあさたろう その1 (日本傑作絵本シリーズ)

 

 


もう圧巻でした!絵本のそのままの旅がらすの格好で登場されて、
なんという名前なんでしょうか、あの時代劇に出てくる旅のお方の帽子をかぶり
マイクを口元で固定できるマイク袋を首からさげて、
手づくりの缶から三味線を弾き、
もう会場中の心をみんな鷲掴みにされて、おもしろおかしく、いたって真面目に
朗読されるのです。


ねぎぼうずのあさたろう。にんにくこぞう。ああ、こんな性格なんだ!
思い出してもくつくつと笑いがこみあげてきます。


ご本人が一番楽しみ、愛しながら作品を作られていることが伝わって
とっても楽しかったです。一気にファンになりました


どこかで飯野さんご本人の絵本朗読やライブがあったら、またぜひ行きたいなあと思います。

 

 


・長嶋洋一さん「パク あーんして」紙芝居


ハートのついたTシャツを着て登場された長嶋洋一さん


ながらく、グラフィックデザイナーをされていたそうです。
直角さんという犬を飼っておられるとのこと。
犬に直角さんという名前。なんて斬新な。思わず笑みがこみあげます
紙芝居は、語りが上手な女性にお願いして、ぼくはみなさんの反応をみています。なんておっしゃっていました。
「パク あーんして」くりかえし、パクがなんども口に入れてしまい、次は何を口に入れてしまうのか、こどもたちの心をどんどんひきこんで、とってもおもしろい作品でした。
パクのいたずらなやさしい瞳が印象的。

 

 


角野栄子さん「悪口しまいます」

 

トンネルの森 1945
 

 


さあ、だいすきな角野栄子さんの登場です。


角野栄子さんがとっても好きなんです。


だから、最初に会場に入ったときも、そおっと探してみたのですが、
角野栄子」という名札はテーブルにあるけれど、ご本人がいらっしゃらず
どきどきしていました。


途中でいらっしゃったのかな。本当にお忙しい中、かけつけてくださって、
その立ち姿、ふるまいも美しくて、色が真っ白でお肌も綺麗で、
眼鏡は、ピンク色で、薄くて長い裾の方にお花がついた、桜色のカーディガンを羽織っておられて・・・


会場の方は、ちょっとスマホで写真に撮ったりされていて
ああ・・・いいな・・・どうしよう・・・
でも、この時間に、スマホを出して目の前にかざしてカシャってしたくないな・・・


ミーハーですが、この尊い空間を見逃さないでぜんぶ心に入れてしまおうって、
もう2メートルぐらい先に立っておられる、角野栄子さんを食い入るように見つめていました


見つめているだけでなんだか涙があふれそうでした。

 

本当は、2冊用意してくださったそうです。でも時間の関係で、
ある本の(どこに入っている本なのかな、知りたいです)
「悪口しまいます」というお話を朗読してくださいました。

 

きょうだいがうまれたばかりの女の子。
学校で悪口を言われて今にも泣きだしそうなのを我慢して家に帰ってきます。
そこで、わんわん泣いて、悪口が飛び出すのですが、
お母さんが名案を思いつきます。


今までひとりじめしていたお母さんや家族の注目が、うまれたばかりの赤ちゃんに注がれている寂しさと、それを言えない優しさと。
その全てをわかって、お母さんが包んでくれる大きな愛が
とっても優しく心にひびきました

 

 

ああ、なんて幸せなんでしょう

 

 

こどものための本って、なんてなんて強くて優しくてあたたかいのでしょう

 

もう、本当に幸せでいっぱいになりました

 

 

・故井上ひさしさん「子どもにつたえる日本国憲法

 

 


亡くなられた、井上ひさしさんも鎌倉在住だったそうです。
最後に、「かまくら平和寿まつり」実行委員の方が、一部を朗読してくださいました。

 

 

・中川ひろたかさん「にじ」ギターと歌

 

 


さいごは、虹がいっぱいかかりました。
♬ららら、虹が虹が、空にかかって、君の君の気分も晴れて
きっと明日はいい天気 きっと明日はいい天気♬
みんなで歌いました。
中川さんは、時間の関係で、ご自身の紙芝居や絵本を朗読することができなかったので、
残念だったのですが、素晴らしい歌の作品を一緒に歌うことができて幸せいっぱいでした。

 

 


次男坊のジョイくんは、
帰宅すると、「にじ」をずっとずっと口ずさみながら絵を描いています。
その絵は、お日さま、お月さま、くも、木、花、イルカ、動物、人びとみんなが
笑っている絵です

 

たしかにたしかに、
彼の心の中に
鎌倉の作家のみなさんが伝えてくださった
「平和っていいね」
のタネが共鳴して、蕾んで膨らんで花が咲き乱れています

 


終戦記念日の今日は、
角野栄子さんが、徹子の部屋に出演されるそうです。

 

はりきって観ようと思います

 


今日もあなたの一日が幸せでありますように

 

美雪

 

 

鎌倉在住の絵本作家さんが集う「平和っていいね」に感動

こんにちは 美雪です

 

蝉の鳴き声に包まれています

 

昨日は、鎌倉在住の児童文学・絵本作家さんが集まる平和の催しものに参加したことについて書きました

 

f:id:miyuki369:20180814092603j:plain

 

この2時間の催しものがあまりにも素晴らしくて
回想してはなんども余韻に浸っています

そして、たくさんの作家さんが集まってくださって、
お一人おひとりがとってもすばらしかったので記しておきたいので、
今日はその催しものについて書きますね

 



☆☆☆


かまくら平和寿まつり」実行委員長の鎌倉ソンべカフェオーナー宇治さんの言葉からはじまりました


中川ひろたかさんのギターと歌「世界中のこどもたちが」

 

CD 新しい子どもたちの歌 1 世界中のこどもたちが

CD 新しい子どもたちの歌 1 世界中のこどもたちが

 

 

話術に長けておられる中川さんが司会をされています。自然にお話されるように歌を歌われて、ああ、さすがだなあ・・・
ちいさな人もおおきな人も手拍子で一緒に歌いました。
今まで、保育園でたくさん歌いましたが、
3番まで全部歌えるのは、こどもたちとの日々があったからこそ
この歌を作られたご本人と一緒に歌えるなんて、なんだか夢のようでした


そのあと、絵本作家さんによる絵本の朗読や紙芝居がつづきます


・にしまきかなさん「びっくりさんちのみつごちゃん」

 

びっくりさんちのみつごちゃん (絵本・こどものひろば)
 

 


一番お若いんですよ。との紹介で登場された、にしまきかなさん
やさしい語り口で、あー、れー、まーちゃんの可愛いみつごちゃんの絵本を朗読してくださいました。次男坊ジョイくんと最初の緊張がふわっとほどけました

 


・にしまきかやこさん「わたしのワンピース」

 

わたしのワンピース

わたしのワンピース

 

 

にしまきかなさんのお母様。親子で絵本作家をされるなんて、すてきだなあと思いました。視線をあげると、なんと、「わたしのワンピース」!
保育士時代になんどもなんどもこどもたちからせがまれて読んだ、だいすきな絵本です。今もそらんじて読めるほどよく覚えています。その絵本を作った方が読んでくださるなんて、胸がいっぱい
うさぎが、いろいろなワンピースを着ていきます。草の実模様やに空色や・・・そのたびに「わたしに似合うかしら」というのです。
こどもたちはいつもそこで、『にあーう!』と応えてくれるので
おおきな大人がこっそり『にあーう』とちいさくちいさく呟いていたのですが、
さいごに、会場にいた2歳ぐらいの坊やが言ってくれました!
『にあう』って。
会場中のみんな、ほっこり。うれしい。
ああ、しあわせ。



・ミノオカリョウスケさん「橋のうえのおおかみ」紙芝居

 

はしの上のおおかみ: 第3期 (名作文学紙芝居)

はしの上のおおかみ: 第3期 (名作文学紙芝居)

 

 

まずは、拍子木のひとつを橋に見立てて、ぐっとこどもたちのきもちをつかんでくれます。拍子木をかんかんとならして、はじまりはじまり。上手な語り口と、おおかみの最後の変化にみんなほっこり。ハンチング帽がお似合いになるすてきな方でした。

 


ここで伊藤正道さんの紹介がありました。稲村ガ崎に美術館があるイラストや絵本もてがけるアーティストさんです

 

三日月の夜―伊藤正道画集

三日月の夜―伊藤正道画集

 

 

そして、鎌倉在住の絵本作家さんで、今回ご体調によって欠席された、せなけいこさん、

 

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)

 

 

そして、むかいながまささんもご事情により残念ながら欠席とお話されました


お会いできなくて残念なきもちと、ご体調が心配なきもち、お近くに住んでいるうれしいきもちを感じました


 

・ささめやゆきさん「なつのおうさま」

 

なつのおうさま (絵本のおもちゃばこ)

なつのおうさま (絵本のおもちゃばこ)

 

 

ご準備されていたのは、「こぶたものがたり チェルノブイリから福島へ」。

 

こぶたものがたり チェルノブイリから福島へ

こぶたものがたり チェルノブイリから福島へ

 

 

でも時間のかんけいで、今回は「なつのおうさま」を朗読してくださいました。
幼馴染と過ごした時間。こども時代の気持ちが繊細に描かれていて、どんどんひきこまれ、
最後に、転校していく女の子と一緒に泣きました。
実はこの会のあと、子どもたちとお隣の建物の図書館に行くのですが、そこで、ささめやゆきさんとばったりお会いしました。気さくにお話してくだって、胸の中があたたかくなりました

 


・やまもとゆうじさん「すやすやぷー」

 

すやすや ぷー (とことこえほん)

すやすや ぷー (とことこえほん)

 

 

絵本の言葉、絵とともに、とってもやわらかで繊細な優しさを感じるやまもとゆうじさん。
ご自身が飼われていたうさぎと過ごした時間を描いたそうです
とってもやさしいきもちになりました

 


・長野ヒデ子さん「おひさまにこにこ」紙芝居

 

おひさまにこにこ (年少向けおひさまこんにちは)

おひさまにこにこ (年少向けおひさまこんにちは)

 

 

司会の中川さんのアシスタントとおっしゃって、マイクで盛り上げてくださっています
屈託なく笑い、まっすぐにお話してくださる様子が、長野ヒデ子さんの作品からの印象をそのまま感じて、安心して居ることができました。お孫さんとのエピソード、鎌倉在住の作家さんがラジオ体操を一緒にされていること。垣根なくお話してくださってうれしかったです。
「おひさまにこにこ」の紙芝居は、イラク戦争がはじまり、まどみちおさんと一緒に世界中のこどもたちがこんな風に過ごせるようにとの願いを込めて作られたそうです。

 

・中川ひろたかさん、長野ヒデ子さん「一本でもにんじん」ギターと歌

 

1ぽんでもにんじん (うたのえほん)

1ぽんでもにんじん (うたのえほん)

 

 

一本でもにんじんのあそびうた絵本。会場のおとなたちの大きな声が聞こえてきました

 

このあと、石川えりこさんの「ボタ山であそんだころ」という絵本の朗読になるのですが
思わずほろほろと涙があふれます。長くなるので、つづきをかきますね

 

 

 

今日も、あなたの一日が幸せでありますように


美雪

 

 

鎌倉在住の児童文学・絵本作家のみなさんと出会う

こんにちは 美雪です

昨日は、大雨のため、

こどもたちと約束していた海に行かれなかったのです


それは、ふつうの約束ではなくて
シュノーケルで泳ぐというチャレンジの約束でした

 

シュノーケルセット、ライフジャケット、手袋等々・・・
たくさんの準備をしての約束だったので

家の中もちょっと楽しみなふんわりとした空気ではなくて
よし!いくぞ!という緊張感ただよう空気だったのですね

そして、明け方、大雨で目覚める・・・という
一気に緊張感がほどけて、

そして、こどもたちが、がっかりしてしまったなあ・・・という気持ちがありました

・・・


実はその後、この大雨に感謝することになるのです

 

 

f:id:miyuki369:20180813071250j:plain


現在、鎌倉市では、
昭和33年8月に採択、宣言された

鎌倉市平和都市宣言」から60年が経ち、

 

かまくら平和寿まつり】が市民有志のたちあげによって
たくさんの催しがひらかれているのです。

 

その一つとして、

鎌倉市在住の児童文学・絵本作家のみなさん総勢14名のみなさんが集って
作品を朗読・紙芝居・歌の演奏を平和のアートとして発表してくださるという

催しものが昨日の午前中にひらかれたのです。

 

わたしは、事前にFacebookで知っていて
錚々たるメンバーにドキドキして、行きたい!と思っていたのに、

日にちをちゃんとメモしていなくって忘れていたのですね

このブログを朝、書いて
そして、Facebookを何気なくひらいたら・・・

催しもの開催まで、あと1時間ですよとイベントページが知らせてくれました


もう、大慌てで支度して、7歳次男坊のジョイくんと参加してきました


だってね、作家さんのお名前は、

中川ひろたかさん

長野ヒデ子さん

ささめやゆきさん

和歌山静子さん

ミノオカリョウスケさん

山本祐司さん

長嶋洋一さん

石川えりこさん

あんどうとしひこさん

西巻かやこさん

西巻かなさん

飯野和好さん

せなけいこさん(ご体調のため、いらっしゃることができず)

むかいながまささん(ご事情により、いらっしゃることができず)

そして、
国際アンデルセン賞を受賞された
大ファンの角野栄子さん

もう、こんなにたくさんの大好きな作家のみなさん

きっと、舞台上にいらして遠くからみつめるぐらいだとおもっていたのですが、
会場を確認すると、

すごくちいさな福祉センターのお部屋なんですね

どきどきしながら、ジョイと一緒にお部屋に入ると
もう至近距離に作家のみなさんが座っていらして・・・

 

こういうときって、あんまり凝視できないものですね

全身アンテナのようにして

ジョイと前方に設けられた、親子のお座敷スペースに

座りました


お一人おひとりのすてきな様子を書きたいのですが、
ものすごく長くなってしまうので、

また続きを書きますね


<作品をうみだされた方が、その方のたたずまいで朗読・発表されるのは
伝わり方が全然ちがう>

ということ。

 

この催し物の冊子にこんな言葉がありました

<子どもに向けて書く ということは

  未来に向けて書く ということ。

  絵本を作ることの根底に未来の平和への願いが込められている>

 

井上ひさし氏夫人の井上ユリさんが寄せてくださった言葉です。

 

「平和っていいね」というこの催しものが
どれだけたくさんの目に見えない贈りものをくれたのかと思うと
また涙があふれます

 

次男坊のジョイといっしょに

終始笑顔で歌ったり、笑ったり

ほろりと泣いたり、

はあ・・・と感嘆の吐息をもらしたり
なんともしあわせな時間でした


帰りに、なんど大雨に感謝したかわかりません。

晴天だったら、わたしはその頃
海にただよっていて、帰宅してから
後悔で涙したのです


一見、残念に思えることも、

おおきな流れの中から見てみると

本当にすべてちょうどよくうまい具合にできているのだなあと
感謝があふれます


今日は、お盆入りですね

みなさんの一日が今日も幸せでありますように

 

美雪