鎌倉在住の児童文学・絵本作家のみなさんと出会う

こんにちは 美雪です

昨日は、大雨のため、

こどもたちと約束していた海に行かれなかったのです


それは、ふつうの約束ではなくて
シュノーケルで泳ぐというチャレンジの約束でした

 

シュノーケルセット、ライフジャケット、手袋等々・・・
たくさんの準備をしての約束だったので

家の中もちょっと楽しみなふんわりとした空気ではなくて
よし!いくぞ!という緊張感ただよう空気だったのですね

そして、明け方、大雨で目覚める・・・という
一気に緊張感がほどけて、

そして、こどもたちが、がっかりしてしまったなあ・・・という気持ちがありました

・・・


実はその後、この大雨に感謝することになるのです

 

 

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現在、鎌倉市では、
昭和33年8月に採択、宣言された

鎌倉市平和都市宣言」から60年が経ち、

 

かまくら平和寿まつり】が市民有志のたちあげによって
たくさんの催しがひらかれているのです。

 

その一つとして、

鎌倉市在住の児童文学・絵本作家のみなさん総勢14名のみなさんが集って
作品を朗読・紙芝居・歌の演奏を平和のアートとして発表してくださるという

催しものが昨日の午前中にひらかれたのです。

 

わたしは、事前にFacebookで知っていて
錚々たるメンバーにドキドキして、行きたい!と思っていたのに、

日にちをちゃんとメモしていなくって忘れていたのですね

このブログを朝、書いて
そして、Facebookを何気なくひらいたら・・・

催しもの開催まで、あと1時間ですよとイベントページが知らせてくれました


もう、大慌てで支度して、7歳次男坊のジョイくんと参加してきました


だってね、作家さんのお名前は、

中川ひろたかさん

長野ヒデ子さん

ささめやゆきさん

和歌山静子さん

ミノオカリョウスケさん

山本祐司さん

長嶋洋一さん

石川えりこさん

あんどうとしひこさん

西巻かやこさん

西巻かなさん

飯野和好さん

せなけいこさん(ご体調のため、いらっしゃることができず)

むかいながまささん(ご事情により、いらっしゃることができず)

そして、
国際アンデルセン賞を受賞された
大ファンの角野栄子さん

もう、こんなにたくさんの大好きな作家のみなさん

きっと、舞台上にいらして遠くからみつめるぐらいだとおもっていたのですが、
会場を確認すると、

すごくちいさな福祉センターのお部屋なんですね

どきどきしながら、ジョイと一緒にお部屋に入ると
もう至近距離に作家のみなさんが座っていらして・・・

 

こういうときって、あんまり凝視できないものですね

全身アンテナのようにして

ジョイと前方に設けられた、親子のお座敷スペースに

座りました


お一人おひとりのすてきな様子を書きたいのですが、
ものすごく長くなってしまうので、

また続きを書きますね


<作品をうみだされた方が、その方のたたずまいで朗読・発表されるのは
伝わり方が全然ちがう>

ということ。

 

この催し物の冊子にこんな言葉がありました

<子どもに向けて書く ということは

  未来に向けて書く ということ。

  絵本を作ることの根底に未来の平和への願いが込められている>

 

井上ひさし氏夫人の井上ユリさんが寄せてくださった言葉です。

 

「平和っていいね」というこの催しものが
どれだけたくさんの目に見えない贈りものをくれたのかと思うと
また涙があふれます

 

次男坊のジョイといっしょに

終始笑顔で歌ったり、笑ったり

ほろりと泣いたり、

はあ・・・と感嘆の吐息をもらしたり
なんともしあわせな時間でした


帰りに、なんど大雨に感謝したかわかりません。

晴天だったら、わたしはその頃
海にただよっていて、帰宅してから
後悔で涙したのです


一見、残念に思えることも、

おおきな流れの中から見てみると

本当にすべてちょうどよくうまい具合にできているのだなあと
感謝があふれます


今日は、お盆入りですね

みなさんの一日が今日も幸せでありますように

 

美雪