鎌倉在住の絵本作家さんが集う「平和っていいね」に感動

こんにちは 美雪です

 

蝉の鳴き声に包まれています

 

昨日は、鎌倉在住の児童文学・絵本作家さんが集まる平和の催しものに参加したことについて書きました

 

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この2時間の催しものがあまりにも素晴らしくて
回想してはなんども余韻に浸っています

そして、たくさんの作家さんが集まってくださって、
お一人おひとりがとってもすばらしかったので記しておきたいので、
今日はその催しものについて書きますね

 



☆☆☆


かまくら平和寿まつり」実行委員長の鎌倉ソンべカフェオーナー宇治さんの言葉からはじまりました


中川ひろたかさんのギターと歌「世界中のこどもたちが」

 

CD 新しい子どもたちの歌 1 世界中のこどもたちが

CD 新しい子どもたちの歌 1 世界中のこどもたちが

 

 

話術に長けておられる中川さんが司会をされています。自然にお話されるように歌を歌われて、ああ、さすがだなあ・・・
ちいさな人もおおきな人も手拍子で一緒に歌いました。
今まで、保育園でたくさん歌いましたが、
3番まで全部歌えるのは、こどもたちとの日々があったからこそ
この歌を作られたご本人と一緒に歌えるなんて、なんだか夢のようでした


そのあと、絵本作家さんによる絵本の朗読や紙芝居がつづきます


・にしまきかなさん「びっくりさんちのみつごちゃん」

 

びっくりさんちのみつごちゃん (絵本・こどものひろば)
 

 


一番お若いんですよ。との紹介で登場された、にしまきかなさん
やさしい語り口で、あー、れー、まーちゃんの可愛いみつごちゃんの絵本を朗読してくださいました。次男坊ジョイくんと最初の緊張がふわっとほどけました

 


・にしまきかやこさん「わたしのワンピース」

 

わたしのワンピース

わたしのワンピース

 

 

にしまきかなさんのお母様。親子で絵本作家をされるなんて、すてきだなあと思いました。視線をあげると、なんと、「わたしのワンピース」!
保育士時代になんどもなんどもこどもたちからせがまれて読んだ、だいすきな絵本です。今もそらんじて読めるほどよく覚えています。その絵本を作った方が読んでくださるなんて、胸がいっぱい
うさぎが、いろいろなワンピースを着ていきます。草の実模様やに空色や・・・そのたびに「わたしに似合うかしら」というのです。
こどもたちはいつもそこで、『にあーう!』と応えてくれるので
おおきな大人がこっそり『にあーう』とちいさくちいさく呟いていたのですが、
さいごに、会場にいた2歳ぐらいの坊やが言ってくれました!
『にあう』って。
会場中のみんな、ほっこり。うれしい。
ああ、しあわせ。



・ミノオカリョウスケさん「橋のうえのおおかみ」紙芝居

 

はしの上のおおかみ: 第3期 (名作文学紙芝居)

はしの上のおおかみ: 第3期 (名作文学紙芝居)

 

 

まずは、拍子木のひとつを橋に見立てて、ぐっとこどもたちのきもちをつかんでくれます。拍子木をかんかんとならして、はじまりはじまり。上手な語り口と、おおかみの最後の変化にみんなほっこり。ハンチング帽がお似合いになるすてきな方でした。

 


ここで伊藤正道さんの紹介がありました。稲村ガ崎に美術館があるイラストや絵本もてがけるアーティストさんです

 

三日月の夜―伊藤正道画集

三日月の夜―伊藤正道画集

 

 

そして、鎌倉在住の絵本作家さんで、今回ご体調によって欠席された、せなけいこさん、

 

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)

 

 

そして、むかいながまささんもご事情により残念ながら欠席とお話されました


お会いできなくて残念なきもちと、ご体調が心配なきもち、お近くに住んでいるうれしいきもちを感じました


 

・ささめやゆきさん「なつのおうさま」

 

なつのおうさま (絵本のおもちゃばこ)

なつのおうさま (絵本のおもちゃばこ)

 

 

ご準備されていたのは、「こぶたものがたり チェルノブイリから福島へ」。

 

こぶたものがたり チェルノブイリから福島へ

こぶたものがたり チェルノブイリから福島へ

 

 

でも時間のかんけいで、今回は「なつのおうさま」を朗読してくださいました。
幼馴染と過ごした時間。こども時代の気持ちが繊細に描かれていて、どんどんひきこまれ、
最後に、転校していく女の子と一緒に泣きました。
実はこの会のあと、子どもたちとお隣の建物の図書館に行くのですが、そこで、ささめやゆきさんとばったりお会いしました。気さくにお話してくだって、胸の中があたたかくなりました

 


・やまもとゆうじさん「すやすやぷー」

 

すやすや ぷー (とことこえほん)

すやすや ぷー (とことこえほん)

 

 

絵本の言葉、絵とともに、とってもやわらかで繊細な優しさを感じるやまもとゆうじさん。
ご自身が飼われていたうさぎと過ごした時間を描いたそうです
とってもやさしいきもちになりました

 


・長野ヒデ子さん「おひさまにこにこ」紙芝居

 

おひさまにこにこ (年少向けおひさまこんにちは)

おひさまにこにこ (年少向けおひさまこんにちは)

 

 

司会の中川さんのアシスタントとおっしゃって、マイクで盛り上げてくださっています
屈託なく笑い、まっすぐにお話してくださる様子が、長野ヒデ子さんの作品からの印象をそのまま感じて、安心して居ることができました。お孫さんとのエピソード、鎌倉在住の作家さんがラジオ体操を一緒にされていること。垣根なくお話してくださってうれしかったです。
「おひさまにこにこ」の紙芝居は、イラク戦争がはじまり、まどみちおさんと一緒に世界中のこどもたちがこんな風に過ごせるようにとの願いを込めて作られたそうです。

 

・中川ひろたかさん、長野ヒデ子さん「一本でもにんじん」ギターと歌

 

1ぽんでもにんじん (うたのえほん)

1ぽんでもにんじん (うたのえほん)

 

 

一本でもにんじんのあそびうた絵本。会場のおとなたちの大きな声が聞こえてきました

 

このあと、石川えりこさんの「ボタ山であそんだころ」という絵本の朗読になるのですが
思わずほろほろと涙があふれます。長くなるので、つづきをかきますね

 

 

 

今日も、あなたの一日が幸せでありますように


美雪