ちいさな命と宇宙の視点

こんにちは 美雪です

 

 

みなさんのおうちでは、生きものは飼っていますか?

 

 

 

わが家は、昨年、飼っていた陸ガメのモモが亡くなってから

 

 

長男坊もわたしも生き物を飼うことに
臆病になっています

 

 


でも、次男坊が生死を彷徨う病気になってから
(今はおかげさまでとても元気です)

 

 

次男坊が以前から飼いたいと言っている、めだかを
家族に迎えることにしました

 

 

とても大げさだけれど

 


彼が生かされているのなら
できる限り地球で体験できることをさせてあげたいと願うからです

 

 


 

 


今年の春、青い睡蓮鉢と、ホテイアオイ
10匹の白めだかが家族の仲間入りをしました

 

 


めだかって、可愛いんですね

 

 


ちょうど産卵の時期で、ときどきホテイアオイを観察すると
めだかのたまごがたくさんついているんです

 

 

食べてしまわないようにネットに入れたり、他にうつしたりしながら
だいじにだいじに育てていました

 

 

たまごから孵った
ちいさなちいさな稚魚を見つけたときは

みんなでとびあがるように喜びました

 

 

そして、
最初に飼い始めた10匹のめだかは
たくさんのたまごを産んだ後、
みんな死んでしまいました

 

 


最初の稚魚がうまれだしてから
お役目を果たしたかのように
次々と亡くなっていきました

 

 

 

そして・・・

 

 

 

今は、2世の兄弟姉妹たち、総勢60匹近くのめだかが
元気に泳いでいます

 

 


蒼くて丸い睡蓮鉢の中に、大小さまざまなめだかが泳いでいるさまを
のぞいていると

 

 

たとえば、地球を
何か大きな存在がのぞいて見ているとしたら

 

こんな感じなのかしらと
ぼんやり考えたりします

 

 


臆病な子も、元気な子も、


他の子にツンツンぶつかっていく子も、


下の方で群れから離れて静かに泳ぐ子も、


餌を上手に食べる子も、


いつまでも餌に気づかない子も、

 

ほんとうにありとあらゆる存在がいて。

 

 

 

自由に泳ぐめだかたちをぼんやり見つめるる度に

 

 

ああ、ほんとうに

 

どっちでもいい

 

なんでもいい

 

どうでもいい

 

 

と感じます

 

 

どの子も皆、愛しくかわいいめだか。

 

 

ほんとうに、どうでもいい。なんでもいい。

 


生きているだけで、そして全うして、亡くなっても
ただただ愛おしいのです

 

 

きっと、地球をのぞいている存在も
こんな風に感じているのだろうなって

 

 

どの命もみんなかわいい、愛おしいって。

 

 

生も死も、そこにただあって
命がどんどん循環していく

 

 

とても小さな存在から、宇宙の視点を見せてもらう。

とても不思議な時間です

 

 

 

とはいえ、10匹だっためだかのお家に、60匹。

 

 

めだかたちも随分大きくなり、手狭になってきたので

成魚になっためだかは、他の水槽に移しました

 

 

めだかにとっては、住みかや一緒に暮らす兄弟姉妹が変化する一大事なので

ちゃんと声がけをして、引っ越ししましたよ

 

 

みんな、住み心地が良いといいな

 

 


これからまた、どんなドラマを見せてくれるのかな

 

冬は越えられるかな

 

 

一緒に過ごせるのがうれしく楽しみです

 

 

 

今日もあなたの一日が幸せであったらいいなと思います

 

 

いつもあなたと共に歩んでいます

 

 

美雪

 

 

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